「青裾濃に酔ふ」
日本画・F30
西宮市展で佳作入賞致しました。
大好きなヴェネツィアの風景を描きました。
歴史は色々あれど、水と暮らす都市って夢とロマンがあっていいですよね。
日本画なのにヴェネツィア?と思われるかもしれませんが、一応理由があります。
煉瓦や石造りの建物を、岩絵の具のザラザラ感を使って表現したかったのです。
なお、「青裾濃(あおすそご)」とは、下に行くにつれて青が濃くなるよう染めた着物のことです。
絵のコンセプトを元に和風のワードを探していたので、この言葉を見つけた時は思わず膝を打ちました。